私が、ふとんデポの布団をこの仕様にした理由
ふとんデポでお貸ししている布団は、
私自身が「これならお客様にお届けしたい」と思えるものを選んでいます。
今回は少しだけ、その理由を書いてみたいと思います。
私は寝具・リネンの仕事に携わって、30年以上になります。
旅館やホテル、社員寮、福祉施設など、本当にさまざまな場所で使われる寝具を見てきました。
仕事として布団を見るようになる、ずっと前のことです。
子どもの頃、滋賀県近江八幡市にある親戚の家に泊まりに行ったことがありました。
昔ながらの大きな農家のお宅で、泊めてもらったのは畳の和室。
そこに用意してもらった布団が、お部屋にお布団が敷いてあってとてもふかふかで気持ちよかったことを今でも覚えています。
特別に豪華なベッドだったわけではありません。
畳の上に敷かれた、ふかふかの布団。
それだけなのですが、
「人の家に泊まって、気持ちのいい布団で眠る」
ということは、子どもながらにとても嬉しいことだったのだと思います。
来客用の布団だからこそ
ふとんデポをご利用いただくお客様の多くは、
ご家族の帰省や、ご親戚、ご友人など、大切な方を迎えるために布団をご用意されています。
普段自分が使う布団ではなく、
「誰かのために用意する布団」
なんですよね。
だから私は、価格や扱いやすさだけで商品を決めたくありませんでした。
掛布団には、ふっくらと身体を包んでくれる羽毛布団。
敷布団は、フローリングのお部屋でも使われることを考え、床の硬さを感じにくいよう、厚みと中材の構造を重視しました。
枕も含めて、
「今日ここで寝る方に、気持ちよく休んでもらいたい」
そう思える組み合わせを選んでいます。
畳からフローリングへ
昔の日本では、畳の上に敷布団を敷いて眠ることが一般的でした。
畳そのものにも適度な弾力があります。
ですから、畳の上に敷布団を敷くのと、硬いフローリングの上に直接敷くのとでは、同じ布団でも寝た時の感覚がずいぶん違います。
今はフローリングのお宅がとても多くなりました。
だからこそ、現代の来客用布団には、敷布団そのものにもある程度しっかりした厚みや身体を支える構造が必要だと私は考えています。
ふとんデポの敷布団を選ぶ際に、私が特にこだわったところです。

布団を届ける仕事を30年続けてきて
これまで仕事で、本当にたくさんの布団を見てきました。
新品の布団もあれば、何年も使われた布団もあります。
納品して、回収して、また状態を確認する。
そんな仕事を何千回と繰り返していると、カタログの数字だけでは分からないことも少しずつ見えてきます。
だから、ふとんデポを始める時には、
「自分がお客様の家に持って行って、安心して『どうぞお使いください』と言える布団にしよう」
と思いました。
ご家族やご友人が泊まりに来た夜、
「この布団、気持ちいいね」
そう思っていただける布団を届けたい。
子どもの頃、親戚の家で用意してもらった布団を今でも覚えているように、
誰かを迎える日の布団というのは、案外、記憶に残るものなのかもしれません。
これからも一組一組、きれいに整えてお届けしていきたいと思います。
ふとんレンタル専門 ふとんデポ
株式会社リネンデポ
奥野
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